【西日本豪雨復興支援イベント】岡山ぎょうざ祭り ~恋する餃子に包まれて~ 活動報告
WRITER
この記事を書いている人 - WRITER -
「PG PROJECT = ピンクのゴミ袋プロジェクト」
『ピンクのゴミ袋を通じて「まちと心」をきれいにする』をコンセプトに、日本一ゴミの少ない街づくりを進めていくプロジェクト。
岡山の名産である桃をモチーフにしたピンクのゴミ袋を使用し、岡山でポイ捨てを無くす文化をつくっていきます。
『ピンクのゴミ袋を通じて「まちと心」をきれいにする』をコンセプトに、日本一ゴミの少ない街づくりを進めていくプロジェクト。
岡山の名産である桃をモチーフにしたピンクのゴミ袋を使用し、岡山でポイ捨てを無くす文化をつくっていきます。
昨年7月に岡山を襲った豪雨災害。あれから1年が経ちました。
さらなる復興を目指して、岡山の食材をふんだんに使用したぎょうざを食べて元気を取り戻そう!
という思いで、初開催の岡山ぎょうざ祭り(岡山ぎょうざ王国推進委員会主催)が、
7月5日から7日の3日間、岡山市北区幸町の下石井公園で行われました。
PGプロジェクト(以下PG)では、
今回のイベントにも参加しピンクのごみ袋を配布しました。
45,000人の来場者数でイベントは大成功!
途中入場規制も行い、売り切れのお店が続出し、各店舗は大行列。
県外業者からは出店する際、
「岡山にぎょうざ文化はないでしょう」
「そんなに人が来るものではないだろう」
と冷ややかな反応でしたが、ふたを開けてみればこの大盛況!
主催者も驚きの人数でした!
PGの活動内容
今回のゴミ袋の配布については事前に出店者説明会に参加し、
PGの趣旨を説明し、各店舗にゴミ袋を吊るしてもらい
お客様に手渡していただくように依頼しました。
ぎょうざを販売する店舗には、
立ち上がり1店舗当たり300枚。その他には100枚ずつ配布。
しかし実際には
出店者が配るまで行き届かず、
入口のところで入場者に配布する形で手渡ししました。
活動の感想
- PGの理想として「出店業者を巻き込み販売時に桃袋を配ってもらう」でしたが、現時点では非常に難しいと感じました。
それを成功させようと思うのであれば、何回かイベント会場で何回か顔を合わせ関係を築くと同時に事務局側から強く要望していただく必要性がありそうです。
今の所の最善策は、やはり入口での手配りと袋を持たれたない来場者に配ることではないかと思われます。
その手法で行くのであれば、今後はPGメンバーを半強制的に参加を促さなければならなくなる。
今回の餃子まつりはそういう意味では、今後のPGを見直す良いきっかけになりました。 - 桃袋の反応は、基本的にお客さんも出店者の方々にも良くて、配る時に『ゴミ入れとして使って下さい』と言うだけだと反応は普通で、『ゴミを入れて縛ると桃になります』まで伝えると反応が更に良かったです。
- 出店者の方でPGの主旨や桃袋の理解が薄かった人が多かったので、色々説明すると理解してくれました。
出店者の方々にもっと理解してもらえると今後の協力にも繋がると思います。
その為には声がけやコミュニケーションが必要で、ゴミ集めで巡回している時や桃袋の回収の際など、各々がもっと踏み込んだ話をしながら作業をすると効率が良いと感じました。 - 入り口の所で券を買って中に入って行く際に、シール、チラシ、ブレスケア、おつりなど(餃子フェスの場合)色々渡されて、物を落としたりお金をしまいながら両手がふさがっていて、「後ろが詰まってるから早く進まないと…」みたいな感じで大変そうだったので、受付で手持ち袋兼後にゴミ袋として渡してもらう事が出来ればいいなと思いました。
- ゴミ袋の提供はありがたい。袋に入れることで、汁や垂れがなくなり、楽に処理できた。
業者は販売で手一杯で袋の声がけは難しい。やはり手配りがいいのでは。受付のオペレーションに組み込んでみてはどうだろうか。(実行委員会より) - 思っていた以上に、桃袋を知ってた人が多かった。
- テント内にいる飲食している人達は以外に回転も早くてゴミが持ちきれなく、ゴミ袋を渡すと「助かりますー」と言われる方が多かった。
- 人が増えるほど、周りが持ってるからか、手提げ袋として持ちたいという人も見られて、自らもらいに来られる人もいた。
- 出店者の中でも、テントに下げてる所は袋の数がそのまんまだったりするが、 テーブルの上に商品を入れる袋を置いてある横にセットとして置いてくれてた所もあり、渡すのを忘れないようにしていてくれてたお店もあった。
- 子供からお年寄りの方まで、桃袋を喜んでもらえるデザインだと思った。
ちゃんとゴミ袋に書いてある言葉を見てくれていた。 - ゴミを拾っていると、拾って持ってきてくれる人もおられた。ボランティア側とお客さん側の一体間も感じた。
- PGの Tシャツを着てるとおばちゃんは自ら袋をもらいにくる
- スタッフと思われ営業時間を聞かれたので,今後はその辺も把握した上で行動しても良いのでは?
- 運営スタッフとのコミュニケーションを事前に少し取れていればゴミステーションの片付けもスムーズにいったかもしれない。
- 袋の効果により後片付けの担当エリアではポイ捨てはほぼゼロだった。(ポイ捨ての意識なくお客さんが落としていったと思われる,輪ゴムやブレスケアあと割り箸は数本あった)
今後の課題
- 実費で行わず、寄付金やグッズ売り上げの収益をもって袋制作に繋げていく。
- 袋の更なるブランディング、ロゴとコピーの無償ライセンス化を持って周知徹底。
- 環境に優しい袋素材の本格導入
- ゴミステーションに裸のゴミがなくなるまで手配りが必要。
- 人手不足への対策として、飲食テントにポップを付けて桃袋を1,200枚ぶら下げる。
- 出店テントの桃袋を隅っこから目立つように出来るだけ内側に移動。
- 勘違いして必要な人にだけ渡していたお店には基本的に全員に声がけをお願い。
- ステーションのゴミを南西角集積場に移動する場合は、袋を閉めずにごみ拾いしながら、特に周囲の飲食中のベンチなど回るとゴミを捨てたがっている方々に重宝がられる。
桃袋拡散の方法の模索について
案 その1
受付でチラシ等を桃袋に入れてゴミ袋用としてもう1枚入れる方法
メリット…人手がいらない。全員が手提げで持つビジュアル
デメリット…実行委員会との調整。受付に動員必要かも
案 その2
イベント時間帯いつも3人(以上)のシフトを組んで人海戦術
メリット…確実、達成感
デメリット…人の確保
出店業者に任せるのはまだ早いのかも知れません。
PGのコンテンツは人を含めた「案その2」が妥当かと思われます。
この記事を書いている人 - WRITER -
「PG PROJECT = ピンクのゴミ袋プロジェクト」
『ピンクのゴミ袋を通じて「まちと心」をきれいにする』をコンセプトに、日本一ゴミの少ない街づくりを進めていくプロジェクト。
岡山の名産である桃をモチーフにしたピンクのゴミ袋を使用し、岡山でポイ捨てを無くす文化をつくっていきます。
『ピンクのゴミ袋を通じて「まちと心」をきれいにする』をコンセプトに、日本一ゴミの少ない街づくりを進めていくプロジェクト。
岡山の名産である桃をモチーフにしたピンクのゴミ袋を使用し、岡山でポイ捨てを無くす文化をつくっていきます。